食事がいかに大切であるか
食事がいかに大切であるか
長い小腸大腸の内壁には細かな無数のひだひだによって私達が口にしたモノを栄養として消化し吸収します。そしてそれを原動力としながら成長し命を繋げ生きることができています。これは植物が大地に根っこを張って栄養を吸収し成長していくその様となんら変わらないものです。
ただそれが大地に根を伸ばしているのか、体の内側に入っているのかだけの違い。外側の動物的な自分と内側の植物的な自分。ヨガと食事を通じてその両方を癒し、鈍ってしまっている「嬉しい」とか「気持ちいい」とか「疲れた」とか「幸せ」とか「美味しい」とか「危険だわ」っていう本来備わっている感覚を喚起し、その五感の全ての機能をより高みへと導いていきたい。もっと楽しく人生を感じたい。
その原動力となる食事がいかに大切であるか。せっかくヨガしているのですもの。よりその力や輝きを高める為に「口にする食べ物」が素晴らしいサポーターとなる事は明らか。
想像してみて。もし大地が汚染されていたら。どんなに素晴らしい種から育ったお花もやがては力と美しさを失っていくでしょう。次の種、その次の種へと連鎖しやがてはその種まねもが朽ち果ててしまいます。私達の肉体も、せっかくヨガで整えたとしても食べ物の質が低ければやがては徐々に衰えそのDNAが次世代へと連鎖していくのです。「種と畑、食べ物と身体」私達はこの事にもっと繊細になるべきではないでしょうか。